こんにちは。とりのこ(@torinokok)です。
私は現役のサービスエンジニアとして約15年働いてきました。
現在は外資系企業でサービスエンジニアとして働いています。
今に至るまでに転職を3回経験しています。
3回の転職では毎回違った理由で転職し、家族との時間を増やし年収アップすることに成功しています。
具体的にどのような変化があったのかは以下の通りです。
- 全国転勤あり
- 残業40時間以上/月
- 年収500万円
- 副業禁止
私が31歳の時初めて転職をし、3回転職をした現在は以下の通りです。
- 転勤なし
- 残業10~20時間/月
- 年収600万円
- 副業OK
まず、転勤の心配が無くなりました。
また、残業時間が減ったにもかかわらず、年収は増えています。
このように年収を100万以上上げるためには、同じ会社にいた場合何年かかるかわかりません。
もちろん成功だけではなく、失敗もしつつ今の状況になっています。
本記事では、私の転職経験談についてまとめました。
以下のような内容で書いています。
- 実際利用した転職サービス
- 転職しようと思ったきっかけ
- どのような転職をしたのか(3回分)
- 過去の転職活動時のエピソード・小ネタ
- 退職後にできること
まず簡単に私がどのような会社に勤めてきたのかを書きます。
- 東証一部上場企業
- 東証一部上場企業
- ホワイト企業(超巨大企業の子会社)
- 外資系企業
大学卒業後新卒で入社したのが東証一部上場の機械系メーカーで、知る人ぞ知る優良企業でした。
この記事を読んでくれている人の中には、東証一部上場企業に勤めていたのに辞めるなんて勿体ないと思う人がいるかもしれません。
それでも転職するに至った理由や、どのような軸や視点で転職活動をしたのかを詳しく書いていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
参考になれば幸いです
実際に利用した転職サービス
3回の転職活動時利用していたサービスは大きく分けて3種類あります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- 口コミサイト
3つのサービスの詳しい説明は別記事にて公開予定にしていますので、そちらも併せてご覧ください。
それぞれのサービスで使わせてもらったサービス名は以下の通りです。
- リクナビNEXT
- マイナビ転職
- doda
- ビズリーチ
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
- エンエージェント
- JACリクルートメント
- 転職会議
一覧にして書きましたが、転職活動のたびに上記すべてのサービスを利用していたわけではありません。
それぞれの転職サービスについては別記事にて詳細を書いています。
転職しようと思ったきっかけ→家族のため
まず転職しようと思ったきっかけについて書いていきます。
結論から一言でいうと
- 全国転勤がある
- 年収は年々上がっていく(年功序列)
- 残業時間:30~40時間/月
- 急な夜間呼び出しや土日出勤あり
よくある大企業の総合職×サービスエンジニアといった感じの特徴だと思います。
私は現在結婚しており、子供も2人います。
妻もフルタイムの正社員として働いています。
これらの条件からすると、共働きを前提として考えていくと一番大きなネックとなるのが
全国転勤がある
この点になります。
全国転勤となれば、家族を連れまわすことになったり、単身赴任にせざるを得ません。
このように将来的に何を優先するのか、何がしたいのかを考えるようになったのがきっかけでした。
私の考えとしては
家族と一緒にいたい
共働きを継続したい
この考えは自分と家族が幸せに暮らすために必要なことだと考えています。
これらを満たすことは当時の会社では不可能だったということが転職に至った理由となります。
おそらくですが、結婚せず、子供もおらずだったら新卒で入社した会社で働き続けていたのではないかと思います。
どのような転職をしたのか(3回分)
今までは転職しようと思ったきっかけについて書いてきました。
この項目では、実際に転職活動をした時の方法や、考え方を書いていきます。
3回の転職を経験してきましたが、それぞれに異なった理由で転職をしています。
それぞれの大まかな転職理由は以下の通りです。
- 1回目:転勤をしたくなかった
- 2回目:土日仕事が多くなった
- 3回目:デスクワークが合わない、会社の将来性に不安
- 転職エージェント
- 転職サイト
- 口コミサイト
私はこれらのサービスをすべて無料で使用し転職活動をしてきました。
私が実際利用した中で、おすすめ転職エージェントや転職サイトについても後ほど更新していきます。
1回目の転職→転勤なしの会社へ
1回目の転職活動時の転職理由は、転職活動を始めたきっかけでも書いた通りで、
転勤をしたくなかった
という理由でした。
そこで転職活動時には、以下の軸で応募企業を選んで応募しました。
- 転勤なし
- 前職の経験が生かせる職種
1つ目は言わずもがなですが、2つ目は前職(サービスエンジニア)の経験が生かせる職場を軸にしました。
前職は機械系のサービスエンジニアなので、同職種のサービスエンジニアか工場などの保全関連の職種を選んで応募していました。
初めて転職活動をしたときは、どのように転職活動をすればよいか全くわからない状況でした。
とりあえず転職サイトに登録して、職務経歴を何となく書いて、良さそうな企業に応募しても書類選考に一つも通らない状況が続きました。
焦りが出始めた時、たまたま口コミサイト経由で応募のボタンを押してみました。
その求人が実は非公開求人でいつの間にか転職エージェントの登録をしていました。
そこからエージェントと面談をし、職務経歴書を書き直し、面接対策をし、無事内定を得ることができました。
内定をいただいた会社の職種はもちろんサービスエンジニアでした。
2社から同時期に内定を頂き、安定性を求めて一部上場企業に入社することを決めました。
なお、1回目の転職活動についての詳細は別記事で公開予定にしています。
1回目の転職で良かった点は以下の通りです。
- 転勤なし!
- 平日は定時で帰れるようになった
- サービスエンジニアなので仕事を覚えるのが早かった
特に大きいのは、転勤なしであったことです。
これで転勤におびえることなく、安心して仕事ができるようになりました。
しかし、良かった点だけではありません。
2回目の転職につながる悪かった点もありました。
こんにちは。とりのこ(@torinokok)です。 私は約15年サービスエンジニアとして働いてきた現役サービスエンジニアです。 その中で3回の転職を経験し、勤務時間を減らしつつ年収をアップさせることに成功しました。 本記事では、私の初めての[…]
2回目の転職→土日休みの会社へ
2回目の転職をしようと思ったのは、妻が育休から職場復帰してからになります。
実は1回目の転職は、1人目の子が生まれて妻が育休中のことになります。
我が家では共働きを継続することを決めていました。
転職して1年近くたってから子供は保育園に預け夫婦共働き状態になりました。
ここで問題となったのが以下の点です。
- ほぼ毎週土日仕事
- 妻と休みが合わない
これが大きな原因で、家庭生活が厳しい状況になっていきました。
メーカーのサービスエンジニアとして働いており、扱っていた製品が主に工場内の生産設備に使われているものでした。
必然的に点検や整備は生産が止まっている間、つまり土日などに仕事が集中する状況でした。
- 転勤なし
- 前職の経験が生かせる職種
- 土日の仕事が少ない NEW!
この軸をもとに転職活動を進めました。
この転職活動時でも転職エージェント、転職サイトを併用していました。
残念ながらご縁がありませんでしたが。
無事内定をいただき、ホワイト企業から内定を頂くことができました。
2回目の転職活動についての詳細は後ほど別記事にて更新予定です。
2回目の転職活動で良かった点は以下の通りです。
- 土日仕事がほとんど無くなった!
- 前職の経験が生かせる職種だった
- 転勤なし
この転職で土日の仕事がほぼ無しになり、望んでいたことは達成することができました。
転職したことで、共働きの継続も順調にいくようになりました。
しかし一つ大きな転換点があり、サービスエンジニアとしての経験は活かせる職場でしたが、現場ではなくデスクワークの仕事をすることにしました。
仕事内容としてはサービス部門の本部部門として、全社のサービスエンジニアのサポートや売り上げ集計などを行う仕事です。
また、世界的に有名な超巨大企業!、、、の子会社だったこともあり、福利厚生も充実していました。
3回目の転職→サービスエンジニアへ戻る
ホワイト企業で、福利厚生が充実していて、土日の仕事もなく、問題なさそうに思えます。
しかし3回目の転職に踏み切る理由がありました。
- デスクワークに物足りなさを感じた
- 会社の将来性に不安を感じた
2回目の転職で入社した会社の仕事は、サービスエンジニアとしての経験は活かせた仕事でした。
しかし、この入社までの時点で10年以上サービスエンジニアとして現場で働いていたこともあり、ほぼ100%デスクワークの仕事に物足りなさを感じてしまいました。
また、入社後に分かったのですが、会社の業績(主に利益率)の悪さが目につき改善の兆しが見られなかったのも大きな原因の一つです。
会社が成長しないと給料が増える可能性も低くなります。
詳細は書けませんが、過去最大の売上を叩き出していた年でも利益率0.5%という数字を知り愕然としたことを覚えています。
また、2人目の子が生まれ妻が育休に入ったことから、世帯年収が減り私の収入も増やしたいと考えるようになりました。
他にも細かいことが積み重なり転職することにしました。
そして3回目の転職活動の軸は以下の通りです。
- 転職なし
- 前職の経験が生かせる職種
- 土日の仕事が少ない
- 現場で働くサービスエンジニア NEW!
- 年収アップ NEW!
だんだん自分のしたい仕事が分ってきた感じです。
3回目の転職活動を始めた時期というのが2020年春頃でした。
ちょうどコロナ禍で一回目の緊急事態宣言が発令された時期でした。
もちろん今回の転職活動時にも転職サイト、転職エージェントを併用して転職活動をしました。
今回は転職エージェントを複数登録して転職活動を進めました。
コロナ禍だということもあり、だいぶ苦戦しましたが無事内定を得ることができました。
3回目の転職活動時の詳細については別記事にて公開予定です。
3回目の転職で良かった点は以下の通りです。
- 年収100万アップ
- 現場で働くサービスエンジニアに復帰
今回の転職活動では、大きな年収アップも狙い達成できました。
このノウハウについても別記事にて書いていますのでこちらもぜひ読んでみてください。
転職活動時のエピソード
3回転職活動をしていると、色々な経験をします。
その中でちょっとしたエピソードや小ネタ的な話を少し挙げてみたいと思います。
- 面接中に、あなたは合格ですと言われた
- 学力は問題ないと思いますのでと言われた
- 面接官と趣味が合い盛り上がった
- 1か月面接結果が来ず、催促すると不採用と言われた
まだまだ数えらえれないほどあるので、本記事ではこれぐらいにしておきます。
詳しい内容が気になるという方は、別記事にてこのようなエピソードの詳細を書いていますので是非ご覧ください。
退職後にできること→自由な時間を得る
無事内定をもらって、退職の手続きも終わってからは完全にフリーの状況になります。
会社や取引先、お客さんからの電話やメールも何もかも来ない状況、最高に自由な状態です!
この退職から次の会社の入社日までの期間で家族旅行に1週間行ったり、副業を本格的に始めてみたりしました。
私が入社までの期間にできたことは以下の通りです。
- 給料をもらいながら2か月休みにする
- 1週間の家族旅行に行く
- 副業に時間を使えた
これらを少し詳しく解説していきます。
給料をもらいながら2か月休みにする
転職経験者ならわかると思いますが、退職までの流れを簡単に解説します。
- 今の職場に退職の意思を伝える(退職交渉)
- 退職の承認が下りたら退職手続きをする
- 引継ぎをする
- 最終出社日以降は有給消化する
- 転職先の入社手続きをする
ほとんどこのパターンになると思います。
①の退職交渉で失敗して今の職場に残るという人も一定数いるみたいですが、強い意志で伝えることが重要です。
退職交渉については別記事にて詳しく解説しますので参考にしてください。
②③⑤は手続きなので解説はしません。
ここで注目してほしいのは④の
最終出社日以降は有給消化する
この部分です。
私はこの有休消化で40日以上有給消化することができました。
土日祝日入れると約2か月まるまる休みという状況でした。
有給なので給料ももらえますし、仕事の電話やメールをする必要もありません。
実は、この状況になるには少しだけ条件があります。
詳しい解説は別記事にて公開しますので、参考にしてください。
1週間の家族旅行に行く
上述した入社までの2か月間の休みに1週間の家族旅行に行きました。
普段働いていると、長期休みといっても1週間程度しか取れないと思います。
1週間の長期休暇中に、1週間の旅行に行って帰ってきたらすぐ仕事です。
2か月間の休暇中に1週間の旅行に行っても、休みは残り1か月半以上あります。
ほとんど躊躇せず旅行を楽しむことができました。
実はこの1週間家族旅行は過去2回経験しています。
副業に時間を使えた
この点は副業をしている人にしか該当しません。
会社員をしながら副業をしている人は分かると思います。
副業している時間がない
本業をした後に副業をしようとしても、疲れて体力が持たなかったり、急な仕事が入ったりすると思います。
副業をしたい人にとっては、副業に一点集中することができる時間となります。
私はこの入社までの時間を使って副業を本格化させ、入社後も継続しています。
副業している人にとっては良い時間となると思います。
まとめ
本記事では私の3度の転職経験を一気に書きました。
転職をすることで理想の生活に一歩一歩進んでいるような形になっています。
ただし3回も転職してますから、それぞれ成功もしつつ失敗もしてきたことも書いてきました。
このブログを読んでくださった方にはなるべく失敗をしてほしくないと思い、経験談を残しています。
私が転職活動を経験してきた中で実感した重要なポイントは以下の通りです。
- サービスエンジニアは転職に有利
- 転職の軸をしっかり持つ→必須!
- 転職エージェントを使う→必須!
- 退職決定後は楽しい!→おまけ
本記事ではまとめとして大まかな内容を書いてきました。
詳しい内容や経験談は別記事にて公開する予定です。
気になる方はぜひご覧いただければと思います。